- 投稿日
- 2018年8月17日
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【身長が高くて得をしたことなんて一度もありません】いやな思い出ばかりです
身長が高くて得をしたことなんて一度もありません、むしろいやな思い出ばかりです。私は女性です。私の年齢で、身長165cmは、きわめて高いとは言えないかもしれません。しかしながら、私はこの身長があることで、得をしたなんて思ったことはほぼありません。
【初孫の私が産まれた時の言葉】可愛いではなく大きい
私の場合、母は比較的背が高い方、父はとても背が高く、特に父の年代では、スポーツ選手などを除けば、きわめて高い方でした。私はきっと父の遺伝子をもらったのでしょうけど、生まれたときから背が高く、いわば、大柄だったそうです。
まず、赤ちゃんのとき。産まれた私を見て、祖母が最初にいったことは、まあ、〇〇(母の名前)は大きな子を産んで、ということだったそうです。祖母にとって初孫だった私は、きっと待望の孫だったはずですが、かわいらしい、とかそういった言葉ではなく、大きい、ということでした。
猿のような赤ちゃんだったとしても、普通、両親や祖父母は、無条件でかわいらしい、と思うことでしょうけど、私の場合、違いました。これが、身長が高くて損をした、そう思った最初です。
【小学校時代】動きがのろくて注意を受けていた
小学校卒業までの間、私は常に背の順では、クラスで一番高く、一番後ろに並ばされていました。どちらかというと、足も扁平足でのろまでしたので、一番後ろについて歩くというのは極めて苦手でした。遠足などで歩いていても、いつの間にか、人から離れているわけです。大きい私は動くたびに他の人よりも体力を消費している様な気分でした。
しかも、背が高いので、私が喋っているわけではないのに、目立ってしまい、私が代表で先生から注意を受けました。授業のときにも背が高いと目立ちます。ちょっとよそ見をしていただけで、注意を受ける、といったこともしばしばです。
【中学校時代】身長が大きい事で振られた
中学に入り、同性で初めて私より後ろに人が並んだとき、うれしかったことを今でもよく覚えています。中学校に入り、人並みに、好きな人ができました。しかし、中学校ぐらいでは、まだまだ男子の方が女子より成長が遅いので、軒並み、私より背の低い男の子ばかりでした。
それでも中学2年生のときのバレンタインデーに初めて好きだった男の子にチョコを渡しました。その子はそのとき黙っていたのですが、後で他の男子に、あんなデカいやつからもらっても迷惑だ、と言っていたと聞き、大変がっかりしました。
【高校時代】運動音痴だけどバスケ部に
高校に入ったら、運動部からの勧誘を結構受けました。バスケットボールがその代表ですけど、私は単に背が高いだけで、運動音痴きわまりないわけです。でも、見た目の身長の高さで、私の運動音痴を知らないものですから、しつこく誘ってくるわけです。
部活に入ってくれればいいから的なことを無責任に言うだけ。しぶしぶ入部したら、1か月もしない頃に、私の運動音痴ぶりに気がついて、急に先輩方が冷たくなるわけです。頑張っている私を横目に冷たい目。私が悪い訳じゃないのにと思いました。
【損をした人生】背が低い人には贅沢と言われてもいい
身長が高くても、お顔が美人とか、スタイルがいいとかだったら、活かす道もたくさんあったのかもしれないですが、横幅もあって、デカイ、という私は、身長が高くて得をした、なんて思ったこと、まずありませんし、損ばかりしてきた人生だったと思います。きっと、身長が低い人には贅沢な悩み、と思われるのでしょうけど。