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身長を伸ばすトレーニング法、そして子供から高齢者まで筋トレ効果を最大化し、生涯健康体をキープしよう♪

身長止まった後に3cm伸びる方法

我子が他の子と遊んでいる所を見ていると、つい周りの子と比較してしまいます。一番目につきやすいのは身長や体格です。また遊びそのものの動きを運動神経が良いのか悪いのか、つい評価してしまいます。特に小学生高学年に入ってからは、肉体も、精神も人が変わったように子供は成長します。そして、男子は男らしく体つきがたくましくなり、女子は少しづつ丸みを帯びてきます。ここでは、部活で背の伸びが変わるのか、色々な習い事、運動を始める前に身長に関わる運動の知識をお話ししていきたいと思います。

大学生時代、空手部に入り身長が3cm伸びた

空手というスポーツはとても多くの種類があります。例えば、フルコンタクト空手。これは、K1の様にノックアウトKO制であったり、組手重視の実践空手の事です。この他に伝統空手という種類があります。これは、国民体育大会や次回の東京オリンピックで種目として決定されているスポーティな空手です。わかりやすく言うと、寸止め空手の事です。

これ以外に更に沢山細分化される程、空手の流派が存在しまが、今回は実体験を基に伝統空手の話です。基本的に良く言われることがあります。運動をするにあたって、背を伸ばすのにプラスに働く運動と、伸びを妨げる運動が存在します。

背を伸ばすため運動を考えた場合、単純に骨の伸びる方向に沿っていれば伸びるし、逆に伸びる方向に圧が加わる方向だと伸びが妨げられます。という事は、骨にとって圧力をマイナスにすれば良いという事です。それを陰圧といいます。

背を伸ばすために陰圧にする運動の一つが空手です。何故かと言いますと、フェイントのジャンプでは背骨に陰圧、相手を蹴る蹴りでは、瞬発的に振り上げて打つために下半身の関節が陰圧になります。それを左右の足でやるためにバランス訓練にもなります。

また、体が柔らかくないと高いところまで蹴ることができないし、遠くまで突くことができません。ということは、股関節を使って蹴ることで、股関節の柔軟性が増し、肩甲骨を使って突くことで肩甲骨の柔軟性が増すのです。それは、関節にとって陰圧になります。

ここで、伝統空手の場合に突きや蹴りを引く動作があります。相手に当たっては反則になる場合があるので、突いた腕を素早く元の位置よりも更に深い場所に引手をとらないといけません。その動作が肩から腕の関節にも陰圧になります。

また、空手は大声で気合を入れます。掛け声は自分自身が良いと思う声を出すことになるために叫ぶことで背の伸びを妨げるストレスを発散させることもできます。試合に出ずに健康を気遣う穏やかな教室に入っても良いかもしれません。

背を伸ばすためにはこのように、色々な効果が見込める空手は成長ホルモンに対する感受性を高めるために非常に有効です。背が伸びない子が大学に入り、空手部に入部。1回止まった身長が再び伸びて3cm高くなったのもうなずけると思います。

小学生のバスケットボールやバレーボール、鉄棒やマット運動でも伸びる

背が伸びるためのスポーツとして、よく名前が出てくるのは、バスケットボール、バレーボールである。これは、例えばジャンプの場合、ジャンプ中は関節に陰圧の力が働き背が伸びる方、ドスンと膝の角度を固定して衝撃を受ける着地は関節自体に圧力がかかり陽圧になります。

また、バスケットボールで手や肩を伸ばす動きでは手や肩も伸びる方向に向かうし、バレーボールでサーブを打ったり、アタックを打ったり、遠心力が効いている動作は関節や骨にとって陰圧になり、伸びる方向に向かいます。テニス選手がラケットを持つ利き手が長くなる事も頷けます。

ここで間違えていけないのが、競技している人を見て、背が高いから伸びているという勘違いです。もともと、バスケットボールやバレーボールの選手は、最初から背が高い人が選ばれるので決して競技をすることで大きくなったのではないという事です。

また、体操選手も同じことが言えます。体操選手は背が低い方が多いです。しかし、体が軽い、素早く動ける方が有利なため、もともと低めの人が多いかも知れません。マット運動で手首や足首で衝撃を吸収することも細くて軽い人の方が関節にかかる負担が軽いです。

鉄棒やマット運動で背を伸ばすためには、鉄棒はぶら下がる、ぶら下がった状態から体を振るなどで背骨に対して陰圧になるようにする事。マット運動では、横向きに寝ころんだ状態で両手を挙げた姿勢をとり、ゴロゴロと転がっていく動作も良いと言われています。

トレーニングをすると伸びない時期が存在した

背が伸びる事とトレーニングをすることは、切っても切れない話だと誰もが思っているのですが、実は運動やトレーニングをすると背が伸びない時期が存在します。それは意外にも思春期です。年がら年中トレーニングをやってはいけないのです。

なぜ、思春期がいけないのか理由があります。一つは、激しいスポーツは、身長の伸び率を低下させます。背を伸ばすための成長軟骨を早い段階で閉じるように誘導してしまうと言われています。スポーツの刺激によって、あるホルモンが分泌され骨の成長は促進されるが、それと同時に骨自体の成長の成熟度も早めることになります。

背を伸ばすためには、皆様が思っている事で逆の事があります。思春期は運動部のように、競技を激しく疲労が溜まるまで頑張る種目の場合は身長にとって伸びない方向に向かいます。文化部のように、健康目的で穏やかに過ごさなければ背を最大限に伸ばすことはできません。

簡単に言えば、背を伸ばすためには、思春期に入るまでは疲れて寝てしまう様な激しい運動よりも軽い運動で押さえ、思春期に入ったら激しい運動部を辞め、思春期の最後に骨の成長が終わってから激しい運動は再開するという流れが身長を伸ばすのに一番いいのです。

トレーニング後のケアで身長が伸びる

背を伸ばすのに大切な事の一つとして、適度なトレーニングや運動がありますが、その時にジャンプやぶら下がりが良いからと言って繰り返した場合、よく考えてください。関節に圧力が掛かっていませんか?跳んだ瞬間や、ぶら下っているときは確かに陰圧で伸びる方に作用しますが、着地を考えると陽圧、つまり関節が縮む方向ですよね。

そこで、トレーニング後のケアが大切となってきます。例えば、縮んで固まったままの物をそのままにしておいて、更に縮める。これが良いとは言えないですよね。可動範囲が狭くなってしまう事になり動きにくくなることもあります。ですから、関節のケアをしましょう。

背を伸ばすために、運動後にストレッチやマッサージをしましょう。運動前にある程度、自分自身の筋肉の固さを触って把握しておきましょう。筋肉に負担がかかった後は、疲労が溜まると固くなる場合があるので、運動前の柔らかさになるようにマッサージでほぐしましょう。

また、ふくらはぎや、ももの筋肉、腰周辺の筋肉などなるべく全身をストレッチすることで、血行が良くなり、骨への栄養が行き届きやすくなります。骨に栄養が行けば間接的に背を伸ばす方向に働くことになります。

まとめ
・止まった身長が空手部に入り関節の柔軟性を出したことで身長が3cm伸びた。
・バスケットボールやバレーボール、鉄棒やマット運動は関節が陰圧になり伸びる。
・思春期に激しい運動やトレーニングをすると身長が伸びない。
・トレーニング後のストレッチやマッサージで身長が伸びる

このように、身長を伸ばすための方法は、色々ある中で一つずつこなしていけば結果が出てきます。筋力トレーニングも1週間以上空けてしまうと筋肉が戻ってしまうのと同じように身長を伸ばす事も日々の管理、努力が必要です。しかし、負担の掛かることをしなければ伸びる事を妨げないのでいい方向に向かうのは間違いありません。気が付いたら癖を治すと同じように日常生活で負担を掛け無いように心掛けましょう。