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[身長を伸ばす]高校1年生の女子が1年で5cm伸ばすために必要な知識5選


高校生になり、中学校までに身長が伸びた子となかなか伸び悩んでいる子、すらっとした子となかなかそうはいかない子、身長を伸ばすことができるのか。ここでは、伸び悩んでいるあなたに関連する知識をお話していきます。

【高校生1年生女子】身長・体重は平均どのくらいなのか?

高校生になると、すらっとした友達や、顔の小さい友達、身長や体重のバランスについても気になるところだと思います。そこで、事例として具体的に155cmが実際に高いのか低いのか、その身長に見合った体重はどの位か説明していきます。

①高校生1年生女子の平均身長
厚生労働省の身長・体重の平均値,性・年次×年齢別によりますと、H27年の16歳女子の平均身長が157.8cm。そして平均体重が 50.5kgとなっています。その数字を目安にして考えてみると、参考にはなりますが、その身長と体重の場合に見た目がすらっとした体型なのかどうかはわかりません。そこで次のようなBMIを用いるとおおよその体型がわかります。

②体型の目安になる数字「BMI」
周りの友達で背が高くてすらっとした友達に憧れる気持ちはよくわかります。どのような状態になったら人からそう見られるのか。実は計算の仕方があるのです。聞いたことがある方も多いとは思いますが、その指標こそがBMIです。

BMIとは、体重(kg)を身長(m)の2乗で割ったものです。kgとmの単位に気をつけて計算して下さいね。一つの例として実際に計算してみましょう。

例えば、身長155cm、体重50kgの場合
50÷(1.55×1.55)=20.81・・・≒20.8 になります。

例えば、身長155cm、体重40kgの場合
40÷(1.55×1.55)=16.64・・・≒16.6 になります。

上記のようなBMI、20.8と16.6が見た目どうなのか。例えば、すらっとした体型に憧れるのであればBMI17~20の範囲が良いと言われている様です。ですから上の事例の間がすらっとしている女性の目安になります。ちなみに、BMI25といえば、ちょっとおなかが出ている状態をイメージされるとわかりやすいかなと思います。では、体型や身長に対して運動やトレーニングがどう関係してくるのか考えてみましょう。

高校生の部活とトレーニングは身長に関係あるのか?

身長を伸ばすことに支障になってくると思われている運動が、成長する軟骨に圧力が加わる運動を繰り返し行った場合だと言われています。例えば以下のような運動が考えられます。

①バーベルやダンベルを持ち上げる
重いものを持って運動するとお気づきの通り、軟骨が圧迫されると予測されます。骨が上へ上へを伸びたいところにマイナスの力を加えることになります。ただ、筋力の向上であれば負荷を加えないといけないので、目的によると思われます。

②ハードな運動
自分に見合ったレベルではなくいつも疲労がたまった状態で運動をしている場合、筋肉が疲労して関節や骨にも負担がかかります。そんな時は栄養も不足している証拠ですから、充分に身長を伸ばす環境ではないと考えられます。

今の部活やトレーニングが身長を伸ばすことに支障になっているかどうかは、重量物を持つ運動かどうか、疲労が溜まっていないかどうか、自分自身で把握することが必要です。やはり適度な運動が身長にとって良いということです。

高校生の身長と睡眠の関係性について

高校生になると塾とか部活の関係で帰りが遅くなることが多いです。夜の22時過ぎることもあるでしょう。その時に気になるのが、寝るのが遅くなるから、身長が伸びないというイメージですよね。では説明していきましょう。

沢山寝ると背が伸びるのか

睡眠は質が大切です。例えば、夜トイレに起きてしまうとか、足がつってしまうとか、目が覚めて睡眠が途中で妨げられるのが良くないのです。テスト週間や中学3年、高校3年などの受験もホルモンが流れにくくなります。

睡眠時間が短くても効果出る方法

学校からの帰りが遅くなって睡眠時間が短くなったとしても気を付けることで効果的な方法があります。それは意識的には難しいですが、夜一度睡眠に入ったら3時間は起きない事です。

その時間がホルモンが一番流れると言われています。ですので、帰って疲れたから短時間の仮眠をするのではなく、疲れていても明日の準備を行ってからまとめて寝ることにしましょう。

夜帰宅後に外食に出かけて車の中で30分以上寝てしまう場合も注意が必要です。仮眠も15分位にしておきましょう。

身長と遺伝の関係性について

親の背が低いから、自分の背も低いとか、兄弟の背が低いから自分の背も低いとか、遺伝で身長が決まってしまうのであれば、日本人の平均身長はそれほど伸びないはずです。

また、兄弟で違うとか、両親の身長が低くても子供の身長が高い方など、遺伝が主であれば考えてみるとつじつまが合わない場合も出てきます。

遺伝が何%かは今だ議論されるところではありますが、食生活の変化によって大きく影響されたことには間違いないです。例えば肉の摂取量なんかは戦後から現代まで大幅に増えていると言われています。成長のキーポイントはタンパク質と言っても過言ではありません。

日常生活の環境の変化も影響があります。床に直に座っていた時代から椅子への変化や、仏壇の前で手を合わせることで正座の習慣があり、毎日のように膝の関節に負担をかけている事も日本人が足が短いと言われることです。

高校生女子の身長を伸ばすことができるのか?

子供がどんどん身長が伸びるのは骨の端に、成長軟骨があるからです。これは別名、骨端線と言われています。この骨端線の細胞が増殖すれば骨が伸びることになり、結果的に身長が伸びます。

この細胞は永遠ではありません。成長とともに衰えてきて次第に軟骨が固くなり、ついには骨端線が閉じてしまいます。一般的にはこの時が身長が止まったと考えていただいてもいいと思います。

つまり、閉鎖するまでに如何に増殖させるかと言う事がポイントになります。また、早期に閉鎖させないようする、成長を遅らせる方法もあるようです。第二次成長期に入る年齢が遅ければ遅い程、身長が伸びる可能性が大きくなります。

高校生女子の年齢であれば、軟骨は閉鎖している可能性が高いため、食生活や栄養などのバランスを考えて関節に負担がかからないように椅子やテーブルに変えて日常生活を送ることをお勧めします。

まとめ

・H27年の16歳女子の平均身長が157.8cm。そして平均体重が 50.5kgとなっている。
・すらっとした体型に憧れるのであればBMI17~20の範囲が良いと言われている。
・重りを使ったとレーニングやハードなトレーニングは身長にいい影響を及ぼさない。
・疲れて家に帰ってきても仮眠をとるよりも、まとめて3時間以上寝た方がいい。
・身長は遺伝の要素よりも後天的な要素で変化してきた。
・成長軟骨(骨端線)が閉鎖すると伸びる可能性はかなり少なくなる。

このように、年齢が増えるに従い、身長が変化する可能性も低くなります。しかし、あきらめてはいけません。条件次第では伸びる可能性があります。まずはご自身が今成長のどの段階に来ているのか。また、日常生活動作が骨に負担をかけていないかどうかを把握することが早道です。