筋トレ都市

身長を伸ばすトレーニング法、そして子供から高齢者まで筋トレ効果を最大化し、生涯健康体をキープしよう♪

身長伸ばす効率を高めて理想の身長を実現する3つのポイント

「背を伸ばしたいけど、なかなか伸びない・・・」

そんなお悩みをお持ちではありませんか?

身長伸びる伸びないは個人差があります。しかし、言われたことを兎に角やれば良いというわけではありません。

「カルシウムをいっぱい食べれば伸びるだろう」

などお気持ちはよく分かります。ただ、スポーツ選手の妻や寮の食事や専業主婦でもない限り、カルシウムやタンパク質の量を食事でコントロールをするには限界があります。

私のような会社勤めのサラリーマンの場合、妻が共働きの場合が多く、そのような状態で身長が伸びるためのレシピで食事を考えていたら、他の事をする時間がほとんどなくなってしまいます。

「効率的に、短い期間でより効果を発揮したい」

身長を伸ばす事に限らず、勉強や仕事、家事などでも共通して言えることでしょう。

今回は効率的に身長を伸ばす食事を摂り、身長が伸びる限られた期間に実績として効果を発揮するポイントを考えてみましょう。

私も過去に毎日牛乳を1リットル以上飲んでいた時期があります。朝食、昼食、夕食それぞれでコップ2杯以上です。

しっかり飲んでいたからか、関連性があるかどうかわからないが平均以上は伸びていました。ただ、その反面、摂取カロリーが増えて体重が増えてしまったのです。

その後、牛乳の量を毎日から週3日に減らしましたが、身長は平均以上だったのであまり牛乳に執着しなくてもいいと考えました。

「効率良く身長を伸ばして、理想の身長に近づきたい」

そんなあなたは、是非とも読んでみて下さい。

いくら牛乳を飲んでも背は伸びません

背を伸ばすのに牛乳を沢山飲むと良い、
カルシウムが必要なので牛乳は1日1リットル~2リットルぐらい飲んでも良いと思っている人が多いと思いますが、これは間違いです。

その理由として、
 
牛乳1本200㎎中に約200㎎のカルシウムが含まれていると言われています。その摂取したカルシウムが体に吸収されるのは半分ぐらいと言われているので、1本約100㎎になります。

①背が伸びる時期のカルシウム1日摂取必要量は700㎎~800㎎です
②汗をかくと汗1リットル中にカルシウム約40㎎が含まれる。1日にかく汗の量は個人差でバラバラです。ここでは5リットルとします
③牛乳1本200㎎のカロリーは約130kal

牛乳で1日必要なカルシウムを得るには、1日必要量800㎎に対して牛乳1本100㎎という事は8本必要となる。汗を5リットルかくとして、5リットル×40㎎=200㎎。汗をかくと牛乳マイナス2本分。という事は、8本(牛乳で取る分)+2本(汗で失われる分)=10本、10本分のカロリーは 130kal×10本=1300cal 

牛乳だけで1日必要量を摂ろうとすると、実におおよそ1300cal摂取することになり肥満が心配されます。縦に伸びるのではなく横に伸びるのです。

ですから、
乳は身長を伸ばすためにカルシウムを摂るための食品としては最適ではない
と言えます。

牛乳を飲むと必ず背が大きくなるという医学的な文献はありませんが、適量を摂ることでアミノ酸バランスが優れており、カルシウムやリンも豊富に含んでいるため良い飲み物ですが、どうしても牛乳を沢山飲みたい方は低脂肪乳にするなど対策しましょう。

カルシウムを効率よく摂取して、しっかり伸ばそう

小学生から高校生の子供は大人のカルシウム摂取量の1.5倍必要だとされています。そうなると栄養補助食品に頼りたくなります。しかし、出来るだけ食品から摂取したいです。

何故かというと、食品からは、カルシウムのほかに、亜鉛やマグネシウムも同時に摂れるからです。

カルシウムも大切ですが、それ以外にも亜鉛やマグネシウムも大切なのです。亜鉛は成長ホルモンの分泌を促すと言われています。また、マグネシウムはカルシウムの吸収と代謝を調整します。

背が高い人と、低い人での亜鉛の量は、高い人の方が多いという結果もある様です。また、亜鉛が不足すると味覚障害が起こると言われています。障害が起きると食欲不振の原因にもなります。

カルシウムとマグネシウムを両方摂らないといけない理由は2:1のバランスで上手く吸収するからです。カルシウムばかり摂っていると余分は体外に出るのと、マグネシウムが不足すると骨から溶け出しますが、その時にカルシウムも一緒に溶け出してしまいます

マグネシウムを摂らずにカルシウムだけを摂ると逆に骨のカルシウムが減ってしまうという現象が起きます。

ちなみに、カルシウムの1日食事摂取基準推奨量は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」によると、
6~7歳は、600㎎
8~9歳は、650㎎
10~11歳は、700㎎
12~14歳は、1,000㎎
15~17歳は、800㎎
18~29歳は、800㎎
となっています。

カルシウムの豊富な食品を調べてみると、
先ほどの牛乳200gで、約200㎎
ヨーグルト100gで、約110㎎
チーズ25gで、約150㎎
干しエビ10gで、約230㎎
小松菜80gで、約230㎎
切り干し大根10gで、約50㎎
豆腐150gで、約180㎎
などとなっております。

マグネシウムの1日食事摂取基準推奨量は、
6~7歳は、130㎎
8~9歳は、170㎎
10~11歳は、210㎎
12~14歳は、290㎎
15~17歳は、360㎎
18~29歳は、340㎎
となっています。 

マグネシウムの豊富な食品を調べてみると、食品100g中の含有量を調べたところ、
なまこ、160㎎
しらす干し、130㎎
豆味噌、130㎎
油揚げ、130㎎
あさり、100㎎
納豆、100㎎
などとなっております。

そして成長ホルモンを促す亜鉛の1日食事摂取基準推奨量は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準」によると、
6~7歳は、5㎎
8~9歳は、6㎎
10~11歳は、7㎎
12~14歳は、9㎎
15~17歳は、10㎎
18~29歳は、10㎎
となっています。

亜鉛の豊富な食品を調べてみると、
カキ70g(小さいカキ2個分)で、約9㎎
和牛もも肉80gで、約3.6㎎
ウナギのかば焼き1串100gで、約2.7㎎
豚もも肉80gで、約2.3㎎
となっています。

これらを知ることは確かに強みですが、毎回考えていたら毎回の食事だけでもプレッシャーになります。そして時間も勿体ないです。

そこで、お勧めするのはカルシウムなどのミネラルを外に出してしまう様な食べ物を摂らないようにする事。そうすれば、普段の食事で得られる量を最大限に吸収出来る事でしょう。

添加物を多く含む食品はカルシウムを追い出すので注意

成長期の子供たちが大好きな、ジュース、清涼飲料水、ハム、ソーセージなどは加工食品と呼ばれます。これらの商品の中に、リン酸塩やフィチン酸などは、カルシウムや亜鉛やマグネシウムを体外に追い出してしまいます

・カップラーメン
・袋に入っているインスタントラーメン
・ハム

カップ麺攻略方法として湯を入れて3分待つところを、湯を注いで1分後に1回湯を捨てて再度湯を入れると良いと言われています。かやく等が別のカップラーメンに対して有効ですが最初から粉末がかけてあるものは味が無くなるので注意です。

インスタントラーメンは麺を別にゆでてお湯を切ります。その後に別に作ったスープに麺を入れて食べます。カップ麺もインスタントも麺に付着している添加物を取り除く事が大切です。

ハムも麺同様で、一度お湯につけてから食べるとよいでしょう。

これらの添加物は発がん性さえなければまかり通っています。特に成長期の子供たちが口にする大好きな食品に多く含まれているので注意が必要です。

つまり、マイナスになる物は摂取しない方が効率的。個人的にはインスタントを否定しているわけではなく、毎日ではなければいいと思います。

まとめ

身長を伸ばす効率化を図るには、

・牛乳だけでカルシウムを1日必要量を摂ろうとすると肥満が心配されるので低脂肪乳にするなど工夫が必要。
・カルシウムとマグネシウムは2:1の割合にする事、亜鉛を摂取し成長ホルモンを促す。
・インスタント系はカルシウムやマグネシウムや亜鉛を体から追い出してしまうので摂らない事が身長を伸ばす上で効率的。

私の経験上、この3点がポイントになっていると思います。
私自身、両親の家系が背が低い中、父親よりも約10cm高くなりました。
上記の事を気を付けていたことは事実です。

毎日毎日、献立を気にして時間をかけるのであれば、逆に摂ってはいけないものを摂らない方が効率的だと思います。